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容疑者Xの献身
![]() | 容疑者Xの献身 (2005-08-25) [東野 圭吾] カテゴリー : 小説★★★★★★★★☆☆257 件のカスタマーレビュー2785 件の投票 |
一言
天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は愛した女を守るため完全犯罪を目論む。
投票数と賛同率で選ぶベストカスタマーレビュー
42 人中、34 人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★★☆☆☆☆ 東野圭吾としては中ぐらい 2006-01-08
By 秋村夕太郎
東野圭吾としては初の「このミス1位」だが、
これが彼の代表作とはとうてい思えない。
「秘密」や「白夜行」のほうがはるかに傑作だし、
「宿命」や「どちらかが彼女を殺した」にすら劣っていると思う。
ストーリーは相変わらず面白い。
読み始めたら一気に読んでしまう。
ただ、それはこれまでの東野作品すべてにいえることで、
その点でとりたてて本作が特別優れているわけではない。
メイントリックも確かに鮮やかに決まっているが、驚愕するほどでもない。
いちばんの問題点は、動機の薄さだろう。
容疑者が献身する「心の動き」がどうしても伝わってこなかった。
こういう形の愛があることもないとはいえないが、
いくら小説とはいえ現実離れしているし、
それが異常者の行動というならまだ納得もいくが、
天才数学者の発想とはどうしても思えないのだ。
ただ誤解しないでほしいのは、本作が決して駄作というわけではなく、
そもそも東野圭吾の小説はどれもこれもレベルが高く、
その中では中程度の出来であるというだけで、
他の作家の作品と比べればやはり完成度はかなり高い。
評価も、東野圭吾としては☆3つという意味である。
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